免疫 | 眼科医 猪俣武範オフィシャルサイト

免疫

主に免疫細胞の中でも制御性T細胞の研究をしています。

制御性T細胞(Treg)は1995年に同定された比較的新規の細胞で、免疫応答に抑制的に働きます。

角膜移植免疫、ドライアイ炎症におけるTregの研究をハーバード大学に留学時代から現在に至るまで継続しています。ハーバードの私が所属したDana Labでは、角膜移植において、Tregの分化に必須の遺伝子であるFoxp3の発現の低下が、拒絶反応の主座を担うエフェクターT細胞の抑制能の低下や抑制性サイトカインの減少を引き起こし、拒絶反応に影響を与えていることを明らかにしました(Chauhan S, et al, J Immunology,2009)。また、低用量のIL-2を投与することでTregを増幅し、角膜移植片の生存を延長させることを明らかにしました(Tahvildari M and Inomata T et al, Transplantation, 2015)。
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Atypical VZV Retinitis in a Patient with Good Syndrome. Ocul Immunol Inflamm, 1-5, doi:10.1080/09273948.2016.1201518 (2016).