共同研究募集
他施設、企業との共同研究を募集しています。
下記研究方法に興味がある場合ご相談ください。
マウス角膜移植モデル
マウスに対する角膜移植の手技はマイクロサージェリーのため、その手術成績の安定が困難とされていますが、
私は2012年から3年間ハーバード大学眼科に留学し、マウスの角膜移植を500件以上行い、安定した実験を行うことができます。
マウスの角膜移植は移植臓器の成績(角膜移植片の透明率)を顕微鏡を用いて直接視認できる汎用性の高いモデルであり、
点眼、前房内への薬剤投与の安定性や有効性をマウスを生かしたまま継続的に評価することができます。
また、角膜は通常無血管組織ですので、血管新生の動態を調べるのに適したモデルです。
さらに、同種異型角膜移植(C57BL6のドナー角膜をBALB/cレシピエントへ移植)を行うことで免疫反応を調べることが可能です。
マウス血管新生モデル
マウス角膜に縫合糸を留置し、血管/リンパ管新生を誘導します。その後、免疫染色を行い、Image Jを用いたソフトウェアを使用し、角膜における血管/リンパ管新生の面積を定量化することが可能です。
これにより、薬剤投与による血管/リンパ管抑制効果などを計測することが可能です。
株式会社リボミック(4591)と抗FGF2アプタマーに関した眼疾患の治療薬に関する共同研究を締結しました。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1402877
血管新生/リンパ管新生の解析
当研究チームでは、血管新生やリンパ管新生の面積をImageJを用いて定量化することが可能です。
例: マウス角膜移植モデルにおける血管/リンパ管の免疫染色画像の解析
共同研究ならびに解析希望の研究者の方はお問い合わせよりご連絡ください。
順天堂大学大学院医学部デジタル医療講座 (Department of Digital Medicine | Juntendo Univeristy)を2020年5月に設立いたしました。
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